Christian Klein氏は、SAPユーザーの期待を裏切った?
2020年当時、SAPはメインストリームECCのサポート期限を2025年から2027年まで延長すると発表しました。発表された当時は大きな話題にならず、SAPコミュニティの間では、SAPが期限を再延長するのではないかという憶測が流れていました。
がっかりさせてしまうかもしれませんが、SAPのCEOであるChristian Klein氏は、「SAPは期限を再び延長するのか」という質問に対して、はっきり「いいえ」と言いました。
「私たちは(ECCサポートメインストリームサポート期限を2027年から)延長しません」と答えたのです。この件に関して詳しくは、theregister.comをご確認ください。
5年というタイムリミットが刻々と近づいてくる―計画が必要です
(ちなみに、期限が2027年なのは、ECC 6.0 EHP 6、7、8が対象です。エンハンスメントパッケージのないECCやEHP1~5のECCは、2025年12月31日[1]がメインストリームサポート終了期限です。それらの旧バージョンを利用しているクライアントもいて、不安にさせるつもりはありませんが、この場合、3年というタイムリミットが刻々と近づいてくる音が聞こえてきます。)
今、私たちがすべきなのは対処することです。つまり、5年計画が必要なのです。ビジネスの目標を知り、選択肢を探り、ビジネスケースを作り(計算し)、そしてそれらを今すぐ始めることで、計画を立てることができます。ちなみに、私たちはそのお手伝いをすることができます。保守サポートコスト削減額を試算して、節約できる費用がいくらになるか見てみましょう。
2023年は、将来にわたり自らを縛るような大きな金銭的なコミットメントをする年ではありません。PwCが105カ国の4,000人以上のCEOを対象に行った調査によると、73%が2023年に世界の成長率が低下すると考えています[2] 。予算が厳しくなる可能性もあります。RISE with SAPプログラムを検討されている方もいるかもしれません。しかし、これは多大なコストとリソースを必要とし、SAP主導のロードマップに縛られる選択肢と言えます。
朗報―ECCサポートには選択肢があります
プレッシャーから解放されましょう。SAPは2027年にBusiness Suite 7とECC 6のメインストリームサポートを終了しますが、リミニストリートは少なくとも15年間はこれらの製品のサポートを続けます。
それだけでなく、リミニストリートは、税務、法律、規制のコンプライアンスアップデートをタイムリーに配信し、カスタマイズのサポート、データの保護、パフォーマンスサポート、相互運用性の問題解決も行います。
そして、24時間365日、世界中どこでも対応します。そして、SAPに支払う料金より50%安い料金で提供します。
リミニストリートのサービスには以下のようなメリットがあります:
- 継続的なサポートを提供: リミニストリートは、SAPの公式サポート終了日を超えて、SAP ECCのサポート、メンテナンス、製品強化を継続的に提供します。これにより、企業は全面的なアップグレードに伴うコストや混乱を回避することができます。
- コスト削減: リミニストリートは、SAPの標準サポートに代わる、より費用対効果の高い選択肢を提供し、SAPの年間サポート料と比較して50%のコスト削減を実現します。
- 柔軟性: リミニストリートは、各企業固有の要件や予算の制約に適合する柔軟でカスタマイズ可能なサポートモデルを提供します。
- 専門知識: リミニストリートのサポートチームには、SAP ECCに関する数十年の経験を持つSAP認定エキスパートがいます。これによって、クライアントのシステムに対して専門性の高い最高品質のサポートを提供することができます。
リミニストリートのサービスを活用することで、企業はサポートを受け続け、新しい製品の拡張やバグ修正もすることができると同時に、サポートコストを削減し、全面的なアップグレードによる混乱を避けることもできます。
結論
選択肢はあるのです!追加料金を支払うことなく(むしろ今よりも低額の料金で)、2027年以降もサポートされたバージョンのECCを使い続けることは可能なのです。SAPの決めたスケジュールではなく、利用者が自ら決めるスケジュールでS/4HANAに移行する(または移行しない)ことも可能なのです。
期限は期限であり、もう目前に迫っているのです。選択肢を見極め、2027年に向けて計画を始めるお手伝いをさせてください。カスタマイズされたROI比較を提供いたしますので、ぜひ当社までご連絡ください。