課題

プロトンは、創業35年以上のマレーシア初の国産自動車会社です。 国の厳しい経済状況に直面し、同社のすべての部門で経費を削減する必要がありました。 プロトンは、全体の運営費の30%削減を目指しました。 そこでIT部門では、テクノロジープロバイダーから請求される保守費用を最小限に抑える方法を模索しました。 同社は、クアラルンプールで開催されたリミニストリートのイベントに参加した後、支援してくれる独立系第三者保守ベンダーを探すことにしました。 SAPの評価も含め、競合各社の優位性を比較したレビュープロセスの結果、優れた知識と専門技術を持つリミニストリートを、プロトンのSAP ERPの第三者保守ベンダーとして選択しました。

リミニストリートのソリューション

プロトンでは、SDMM、FICO、工場のメンテナンス、IS-Auto、APO、生産計画、人事・給与計算ソリューションにリミニストリートのサービスを利用しています。 プロトンのITチームは、サポートの履歴や背景を熟知する、専任のサポートエンジニアによるサービスを高く評価しています。 さらに、リミニストリートは他のアプリケーションとのインテグレーションも幅広くサポートしているため、問題発生時のダウンタイムが抑えられています。 プロトンはリミニストリートに切り替えることで、保守費用を50％節約しただけでなく、テクノロジープロバイダーによるサポートサービスと違い、プロアクティブかつリアクティブ、迅速かつ丁寧なサポートを利用できるようになりました。

クライアントの成果

リミニストリートのサポートによって節約したIT部門の費用を、ペラ州のタンジュンマリムにある工場を拡張するために活用し、生産量を向上できました。 プロトンでは、テクノロジープロバイダーから課せられるスケジュールに縛られることなく、企業が投資を行う準備ができたときにSAPソフトウェアを最新バージョンにアップグレードするという柔軟な選択ができるようになりました。 また、他地域の輸出市場にも、リミニストリートの使用を拡大することを検討しています。